2012 Dodge Challenger R/T 5AT

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2016/2/28

ECU現車セッティング(DIABLOSPORT Trinity使用)・AMERICAN RACING HEADERS ロングチューブヘッダー・GMS プロエクストリームコイル・BRISK RACING レーシングスパークプラグ・etc

最大出力330.8PS/4,947rpm、最大トルク49.5kg•m/4,228rpm

最大出力353.3PS/5,610rpm、最大トルク54.6kg•m/3,956rpm

いきなり結果からになりますが、
 
ノーマルデータ:330.8ps/49.5kg-m
9RECORDSオリジナルデータ:342.5ps/51.6kg-m
へダース装着後ノーマルデータ:335.7ps/49.7kg-m
へダース装着後オリジナルデータ:334.7ps/51.3kg-m
へダース装着後現車セッティングデータ:353.3ps/54.6kg-m
 
となりました。
 
やはりというか、今回もへダースを装着しただけではパワーが上がらないことがよくわかりました。
 
そして9RECORDSオリジナルデータはマフラー交換・インテーク交換車両向けに作成していますので、この結果も納得出来ました。
 
特に今回はオーナー様の使い方を考慮して、太めのへダースを選択させていただいたので、余計にこのような結果になったと考えます。
 
そしてECU現車セッティングの結果ですが、元々入れていただいていたオリジナルデータからは10.8ps/3kg-m、へダース装着後オリジナルデータからは18.6ps/3.3kg-mのアップでした!
 
グラフを見ていただくとわかると思いますが、ECU現車セッティング後は全ての回転域で上回っています!
 
一番大きな差が出ている回転域では、20ps近くの差になりました!
 
良い音も含めてですが、アメリカンレーシングヘダースの本領発揮と言ったところですね(^^
 
このことからも、ECU現車セッティングが物凄く重要な事がわかっていただけるかと思います。
 
もちろん簡単に出来る事ではありません。
 
シャシダイを回して、ロギングしたデータを確認してまたECUデータの変更、という作業を何度も何度も繰り返します。
 
中々パワーが上がってこない事もありますので、ベストな状態までもっていく過程で、悩むことも多々あります(^^;
 
PC画面をアップで撮っている画像は、ECUデータを変更している最中の画面です。
 
画面に表示されているのは燃料と点火のマップですが、色がついているセルがノーマルから変更している部分です。
 
このように、ほとんどの部分を変更しないとベストな状態にはなりません。
 
もちろんですが、ECUデータ変更からシャシダイでのチェックまで含めて全て自社で行っています。
 
車両によってもベストな数値は違ってきますので、同じ年式で似たような仕様の車両でも同じ数値にもなりません。
 
そこが現車セッティングの難しいところです(^^;
 
※9RECORDSのFacebookページもありますので、お時間があるかたはこちらもご覧下さい!→https://www.facebook.com/9records.importcar.tuning

kimura
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