2015 BMW MINI COOPER SD CROSSOVER

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2015/9/17

サブコン現車セッティング(DIMSPORT RAPID使用)

最大出力126.4PS/3,850rpm、最大トルク25.9kg•m/2,682rpm

最大出力147.2PS/3,928rpm、最大トルク30.3kg•m/2,466rpm

今回はデモカーのMINIクロスオーバー クーパーSDのサブコンセッティングを紹介します。
 
画像の通りホイールも替えていないフルノーマルで、走行距離も約800kmの新車です!
 
弊社シャシダイでディーゼル車をセッティングするのは始めての事です!
 
それでは、今回使用した DimsportのRAPIDについて少し説明させていただきます。
 
このRAPIDは2種類あり、燃料のプレッシャーセンサーに割り込ませるタイプと、各気筒のインジェクターに割り込ませるタイプがあります。
後者の方が高回転でのパワーも出ますので、今回はそれを使用してセッティングしてみました。
 
そしてまずは、RAPIDを取り付ける前にフルノーマルでパワーチェックです。
126.4ps/25.9kg-mという結果が出ました。
 
フルノーマルでのパワーチェックが終わったところで、とりあえずRAPIDwp動作するように仮付けをして、シャシダイを回します。
 
このRAPIDは元々データが設定されているのですが、そのままでは少しだけしかパワーが上がりませんでした。
これは最大パワーよりも、特に低中速を重視したメーカー設定になっているためです。
 
ここから何度も設定を変更して、最終的には147.2ps/30.3kg-mまでになりました!
これだけで20.8ps/4.4kg-mのアップです(^^
 
特に踏み始めてすぐからの違いも大きいので、これは実走したら凄くわかりやすいところだと思います!
 
施工はエンジンルームだけ済み、本体をバッテリーのところに収めますが、ハーネスを通す為にパネルを一部カットするくらいで取り付けが出来ます!
 
防水もきちんと考えられていますので、安心してお使いいただけると思います。
 
今回セッティングした結果を反映したオリジナルデータ入りとして販売します。
オプションでRAPIDをオン/オフ出来るワイヤレスリモコンもあったりと非常に便利です!
 
このRAPIDが他社製品とは違うところですが、常に機能しているわけではなく、作動状況を監視しながら必要な時(加速時等の負荷が高い時)にだけ制御が入ります。
エンジンや、その他エンジンを制御している部品になるべく負担を掛けないように考えられています。
 
ここまで読んでいただいた方の中には、同様の他社製品で謳われている数値よりも全然低いし差分が少ない!と思われる方も沢山いらっしゃると思います。
 
その製品は、日本国内においてシャシダイを使用してパワーチェックをしていますか?
 
もちろんですが、他社製品を否定するつもりは全くありませんし、他にいい物も沢山あると思います。
 
シャシダイ毎に出力される数値は確実に違いますのでなんともいえないところですが、パワーアップの基準となっている数値が車両メーカーカタログ値と全く同じ???
ノーマル車をパワーチェックしてそんな数値が出るシャシダイ?、、、誰か教えて下さい!(笑)
 
弊社では、きちんと計測したそのままの数値しか出しません。
どんな車両でも、メーカーカタログ値より数値は低くなります。一度もカタログ値通りの数値は出たことがありませんので、その点はご理解いただければと思います。
 
他社製品を取り付けられている方、もちろんパワーチェックだけでも大大大歓迎ですよ!
ほとんどのサブコンは簡単にノーマルに戻せると思いますので、一度測定してみてはいかかでしょうか?(^^
 
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