2014 JEEP Grand Cherokee SRT8
2015/6/17
ECU現車セッティング(DIABLOSPORT Trinity使用)・American Racing Headers フルキット・AFE コールドエアインテークキット・GMS プロエクストリームコイル・BRISK レーシングプラグ
最大出力397.9PS/6,086rpm、最大トルク52.4kg•m/4,681rpm
最大出力412.5PS/6,104rpm、最大トルク56.4kg•m/4,411rpm
今回はグランドチェロキーSRT8を紹介させていただきます。
この車両は部品を弊社でご購入いただき、他社様にて取付を行った車両なので、セッティング前のフルノーマルでのパワーチェックが出来ませんでした。
それではまず、ノーマルデータでのパワーチェックです。
ほぼ400psと、かなりの数値をたたき出します。
これはすでに吸排気系を交換している効果も出ていると思います。
次に、元々デバイスに入っているDIABLOSPORTデータを車両に書き込んでパワーチェックです。
4,500rpmまではパワー/トルク共に向上が見られますが、それより上の回転域ではほぼ変化がありません。
中間域までが速くなった分、高回転域ではあれ?と思うかもしれませんね。
そしてここから、上記2回のパワーチェックの際に取っておいたログデータも確認しながらの現車セッティングです。
これまでの経験を生かし、おおよそのデータを作成してパワーチェックをします。
いきなり結構なパワーアップをします。
またこのログデータを確認し、何回もデータを変更してセッティングを進めました。
そして最終的には14.6ps/4.0kg-mアップです!
もちろんですが、全域でのフィーリングも良くなるよう、シャシダイで負荷を掛けながら全開ではない領域もセッティングしています。
シャシダイでのセッティング後、実走での確認と微調整を行います。
実走した感想ですが、8速ATで6速のギヤ比が直結、パドルシフターでシフトアップしていくと、細かく刻むギヤ比で加速が途切れません!
パワーチェックのグラフ通り、高回転まで加速が鈍りませんし、カタログスペック2,400kgの車重を全く感じさせません!物凄く速く感じます!
8速ATを搭載したチャレンジャーやチャージャーはこの車両よりも約400kg軽いので、さらに速いと体感出来る事が容易に想像出来ますね。
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