2008 DODGE CHALLENGER SRT8 5AT

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2015/4/18

ECU現車セッティング(DIABLOSPORT Trinity使用)・NOSシステム9RECORDSオリジナルセットアップ・Borla XR-1 Headers・AMERICAN RACING HEADERS マフラー・GMS プロエクストリームコイル・BRISK RACING レーシングスパークプラグ・社外 ワンオフコールドエアインテーク・Arrington Performance 90mmスロットル

NOS噴射無:最大出力375.3PS/5,968rpm、最大トルク49.0kg•m/4,674rpm

NOS噴射有:最大出力431.5PS/5,292rpm、最大トルク62.8kg•m/4,037rpm

今回は、以前現車セッティングを行った事のある2008チャレンジャーSRT8をご紹介します。
 
今回の現車セッティング前に、AMERICAN RACING HEADERSのマフラーをご購入いただき装着させていただきました。
以前のマフラーはかなりの爆音でしたが、ジェントルでレーシーな音になりました。
このAMERICAN RACING HEADERSのマフラーは、性能はもちろんですがアクセルを踏むと、とにかくレーシーな音がします!
他車とは違うHEMIを!とお考えの方は是非ご検討下さい!
 
それではセッティングの内容に戻ります。
今回はさらなるパワーをとのご要望で、排気系の変更とNOSをセットアップしました。
 
まずはNOS噴射無しの状態からセッティングです。
かなりの台数をこなしてきてノウハウも豊富ですので、以前よりもパワーアップするのを目標にと考えながらセッティングを進めていきます。
この車両はかなり最初の頃にセッティングした車両で、当時とはシャシダイの使い方の違いにより数値を直接比較することは出来ませんでしたが、確実にパワーアップしている内容でセッティングが出来ました。
 
そしてNOS無しでのセッティングが完了したので、次はNOS噴射有でのセッティングを開始します。
とりあえずのジェットセットでまずシャシダイを回します。
サイズの小さいジェットから徐々に大きいジェットにに変更していって、なかなかいい感じでセッティングが進んでいきます。
 
さすがNOS!と言った感じのパワーとトルクの出方です。
エンジンやATに問題が無いセットまでジェットを大きくして、さらにセッティングを詰めていきます。
それにしてもこのNOSというシステムは、まるで違うエンジン??というくらいの違いで、音ももの凄く迫力が出ます!
もちろんですが、NOS無/有では全くECUのデータは違います。
同じなのはアイドル近辺+αくらいになります。
という事は、NOS有りだとセッティングもほぼ2倍の時間が掛かってしまいます^^;
そしてこの2つのデータを自分で切り替えられるのが、Trinityのいいところです。
エラーコードの確認/消去も出来たりするので、とても便利です!
 
そして無事にNOS噴射有でのセッティングも完了しました。
下部のグラフを見ていただくとわかりますが、低回転からまるで別物です!
この車両は2,350rpmから噴射をしていますが、出来るだけ高い回転域から噴射した方がエンジンへの負担は少なくなります。
ただしセッティングさえきちんと取っておけば、セッティングを取った時よりも上の回転域から噴射する分には全く問題ありません。
ドラッグレースでは、路面状況等によって噴射開始回転数を変えてあげるとタイムアップもしていけると思います。
 
このNOS噴射開始回転数についてですが、便利な物があります。
この車両にも簡単にその回転数を変更出来るパーツを装着していますので、今後はうまく使っていただければと思います。
 
このように、NOSはきちんとセッティングしてあげれば、ローコストでのパワーアップが可能です!
必要無い時には噴射しなければいいだけなので、ドラッグレース等のクローズドコースでのイベントのみで使用するのであれば、NOSシステムに必要なガスにかかるコストも抑えられます!
 
もっとパワーが欲しいとお考えの方、是非お気軽にご相談下さい!
 
※9RECORDSのFacebookページもありますので、お時間があるかたはこちらもご覧下さい!→https://www.facebook.com/9records.importcar.tuning

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nakayama