2009 DODGE CHALLENGER R/T AT
2015/2/28
ECU現車セッティング(DIABLOSPORT Trinity使用)・社外ロングチューブヘダース・社外マフラー・MOPAR コールドエアインテークキット
最大出力285.2ps/5469rpm 最大トルク43.5kg・m/4375rpm
最大出力324.9ps/5647rpm 最大トルク49.9kg・m/4227rpm
この車両は以前、弊社オリジナルデータをご購入いただいてインストールしていた車両です。
今回はモアパワーをという事で、現車セッティングをご依頼いただきました。
まずはノーマルデータでのパワーチェックです。
数値的にはおかしいことはありませんが、4500rpmから上でパワーとトルクの伸びが鈍っていることがわかります。
次に9RECORDSオリジナルデータに入れ替えてのパワーチェックです。
数値だけを見ると大した事は無いように思えますが、先程伸びが鈍った4500rpm以上の差が大きいですね!
一番大きいところで約15psの差があります。トルクも全域で上回ることが証明出来ました。
どんな車にもマッチングするよう作成しているデータですが、なかなかいい結果だったのではと思います。
そして現車セッティングを始めます。
取り付けられている部品とのマッチングもあるかもしれませんが、どんどんパワーもトルクも上がっていきます。
これはセッティングしていて凄く楽しい瞬間ですね(^^
もう一点、グラフの一番上の横ばいのラインはA/F(空燃比)のラインです。
わかりづらいかもしれませんが、赤と青に比べて緑のラインだけが上にいます。
これは何かと言うと、A/Fの数値が大きい(薄い)事を意味しています。
この車両は特にですが、燃料を薄くすればするほどパワーとトルクが出てきました。
もちろんあるところで限界が来ますし、ハイオクガソリンでなければ実現出来ない事ですが、ノックコントロール関連も含め点火時期を適正化、バルタイも変更したり等色々なデータをロギングして行う現車セッティングでしか出来ない事です。
何も根拠が無い状態では、こんなことは出来ませんね^^;
そして結果は39.7ps/6.4kg・mのアップです!
部品のマッチングもあるかもしれませんが、R/TはSRT-8よりもマージンが大きく取られたデータなのかもしれません。
もちろん実走もしましたが、元の状態から比較するとかなりの速さを感じます!
VVT付エンジンということもあり、レスポンスも抜群です!
納車後、早速高速で同じチャレンジャーのSRT-8ノーマルと並走して、ある速度域まで勝負したらしいのですが、余程の距離がないと追いつけないだろうというくらいの差をつけてSRT-8に勝ってしまったらしいです。
そして、「速くなったのはもちろん、燃費も向上しました。大満足デス!」とのコメントもいただきました。
これはセッティング中のログデータでも燃料噴射時間を比較していたので、もしかしてそうかな?と思っていましたが、実走での燃費アップも確認していただけたようです。
上記の様な変化は、もちろん全てのR/Tに言える事ではないかもしれません。
その時取り付けられている部品とのマッチングもあると思います。
ただ、現車セッティングを行うことによる変化は、SRT-8よりも大きいということは言えるかもしれません(^^
チャレンジャー・チャージャー問わずR/Tオーナー様、パワーアップをお考えの方は是非お気軽にご連絡下さい(^^
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