2008 CHEVROLET CORVETTE C6 Z06 V8 MT
2016/10/29
ECU現車セッティング(9RECORDSオリジナルデータ)
最大出力414.1hp/6,024rpm、最大トルク53.9kgキm/6,102rpm
最大出力445.6hp/6,102rpm、最大トルク57.3kgキm/4,847rpm
今回はC6コルベットZ06エンジンにインテーク、スロットルが装着された車輌の各部品の性能を活かし高回転までの伸びを向上させ、安定した出力と走行時の様々な条件の元でも安心してアクセルを踏める様にセッティングして欲しいとのご依頼です。
まずは現状を把握するために一度シャーシで確認作業に入ります。
アイドリングから現状のECU制御がどの様に作動しているのかを確認し、少しづつ回転を上げ今現時点でのどの位まで測定やロギングが可能なのかの判断を追加作業で取付けたセンサーの数値や実際にノック音に耳を傾けながら確認作業を進めて行きます。
確認作業が無事に全て完了し、本格的なセッティングへと入って行きます。
ポイントとしては、9RECORDSのオリジナルデータを使用しセッティングをして行きます。9RECORDSオリジナルデータはこれまでの収集したデータや経験値を元に独自に開発し、既成品のディバイスデータ以上の結果を残しています。これらを基軸に様々なオーナー様のご希望に添える様、さらに味付けをして行きながらセッティングを行なっていきます。
今回、特に中間領域でのフィードバックエリアから固定マップへの切り替わるタイミングや各条件での変化量などを細かくセッティングを進め、中間領域でのフィーリングを変更しハーフアクセル時のコントロールフィーリングやトルクの出る実動領域でのコントロールをし易くする様セッティングを行いました。
今回のセッティング最終結果ですがピーク時の
最大出力445.6hp/6,102rpm ←ストックデータより31.5hpアップ!!
最大トルク57.3kgキm/4,847rpm ←ストックデータより3.4kgキmアップ!!
という数値を出すことに成功しました。
ハーフ時のコントロールフィーリングを数値としてお伝えする事は難しいのですが、パワーチャートのピークトルクの出ている中間領域でのアクセルコントロールがリニアに現れている事からも、実走行で体感していただけるものだと思います。
また今回は特にマップの切り替わり領域を煮詰めてセッティングさせて頂きましたが、この調整は9RECORDSシャーシダイノでのロード変化をさせ多条件でのロードシュミレーションを行う事が出来る細かいセッティングが可能になります。より実走行に近い条件下のもと細密なセッティングが行えるという事が9RECORDSシャーシダイノでのセッティングの大きな強みとも言えます。
MOREパワー、MOREトルクそして乗りやすさを体感してみたい!!その様なご興味がございましたらお気軽に当社までご連絡下さい。お待ちしております!
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