2016 Chevrolet CORVETTE C7 Z06
2016/08/17
現車セッティング(DIABLOSPORT Trinity使用)
最大出力469.2PS/5,707rpm、最大トルク71.5kg•m/3,516rpm
最大出力517PS/6,398rpm、最大トルク76.0kg•m/3,509rpm
最新2016年モデルのC7のZ06の現車セッティングを致しました。
ノーマル状態でのパワチェックでもカナリトルク感が有りましたが、
パワーチャック時に監視しているデータを見ると、まだまだパワーアップ出来る事がわかりました。
今回のC7のZ06は2016年の最新モデルという事もあり、DIABLOSPORTでもECUデータ開発途中のデータでしたので、
本国のDIABLOSPORTと一緒にECUデータの解析を進めました。
DIABLOSPORTデータはまだ無いのですが、9RECORDSは先行し開発とセッティングを行いました。
全くの0からのスタートでしたので、データロギング(監視)と一つ一つコツコツとデータを確認しながら開発を進めました。
この作業は、本当に地味ですが重要な作業となり、単純にアクセルが全開の領域だけでなく、普段街乗りされる時や高速走行する時、
サーキット走行される時等、使用される状況によりエンジンECUはエンジンへ違う制御の信号を送ります。
その信号を送るベースになるマップと言われる物が、点火時期だけでも数多く有ります。
この一つ一つを解析しセッティングを進めていきました。
結果、点火時期、燃料だけでない多くのマップ変更により、ピーク値で
エンジンパワーは48.6PSのアップ
トルクは4.5kgf-mのアップ
に成功致しました。
中間の領域ではバルタイの変更もしトルクの立ち上がり方も変更する事が出来ました。
この後、ヘダーズやコールドエアーインテーク等も施工して再度セッティングをする予定ですのでお楽しみに!