2001 Chevrolet CORVETTE Z51 5.7L V8 MT
2015/6/10
ECU現車セッティング(DIABLOSPORT Trinity使用)
最大出力306.6PS/5,043rpm、最大トルク49.5kg•m/3,680rpm
最大出力320.8PS/4897rpm、最大トルク51.9kg•m/3,692rpm
今回ご紹介するのは、2001年C5 Z51 CORVETTE インテーク、マフラー交換の車両になります。
過給機付きの車両ではないので、大きなパワーアップではありませんが、
今回のデータとしましては
青ライン:STOCKデータ 306.6PS/49.5㎏-ⅿ
赤ライン:DIABLOデータ 313PS/50.2㎏-ⅿ
緑ライン:9RECORDSデータ 320.8PS/51.9㎏-ⅿ
となり、
STOCKからDIABLOデータへの変更で7.6PSのUP
STOCKから9RECORDSデータへの変更で14.2PSのUPとなり、トルクはピークで2.4㎏-ⅿのUPいたしました。
オーナー様からSTOCKデータでの加速のもたつきを無くしてほしい。
とのご要望を頂いておりました。
STOCKデータからディアブロデータへ変更するだけでも違いますが、現車セッティングにて更なるフィーリングアップが可能です。
単に加速時のマップと言いましても、点火、燃料、スロットル開度等、多くのマップが存在します。
更に点火だけでも、そこの中に各条件時にエンジンECUが読んでいるマップが多数存在するんです!
9RECORDSセッティングではスロットル開度はアクセルペダルにリニアに動くようにセッティングしておりますので
様々な使用条件を想定し、どのマップをエンジンECUが読んでいるかをデータロガーを使用しながら監視してデータの変更をしています。
フィーリングアップの為、この作業が重要で一番時間のかかる作業です。
グラフではわかりずらい所ですが、セッティング後のチェックでもフィーリングアップする事が出来ました。
オーナー様からのインプレッションでは、
別の車に乗っている様なフィーリングになったとご好評も頂けました。
データを車両へ合わせ適正な数値にする事で、パワーやフィーリングがアップする。
部品を変更しているわけではないので、見た目ではわからない所ですが、体感で感じて頂けるチューニングですし
お車を大切にお乗り頂く為にも現車セッティングは有効でおすすめです。